お見合い200件の先でつかんだ幸せ❤アラフォー女子の婚活記

成婚ものがたり

アラフォー女子成婚

先日ご成婚のアラフォー女性さん、約3年の婚活で200件以上のお見合いをされました。
単純計算でも、毎月6~7人の人とお見合いしていたことになります。最後のほうは、ご成婚した彼一筋で交際していたので、実際は10人以上の人とお見合いしていた時期もありました。

婚活している人は、もちろん皆さん頑張っていますが、そのなかでも、彼女の頑張りは私たちプロでも感心する点が多かったです。今日は、少し長めの婚活を頑張り抜いた成婚者が、どんな気持ちで婚活をしていたのか?どんなふうにモチベーションを保っていたのか?ご紹介したいと思います。

彼女がコンスタントにお見合いが組めた理由

200人の人とお会いしたということは、200人の男性が、彼女のプロフィールを見て「会ってみたいな」と思った、ということです。これはすごいことです。
一般に、婚活を始めて直ぐは申受が殺到しますが、2ヶ月3ヶ月経つと申受は落ち着くのが通常です。なぜ、彼女は婚活期間を通してずっとコンスタントにお見合いが組め続けたのでしょうか?

(1)プロフィールをしっかり準備する

まず、婚活をスタートするとき、彼女はアクア・マーストのマニュアルどおりに動いてくれました。
「婚活は初めてで、わからないので教えてください」と何でも相談してくださり、例えば、写真撮影用のお洋服は、婚活用のお洋服を買いに行くところから始めました。アクア・マーストでは、婚活服を買うときには、お店から写メを送ってもらい、その場でアドバイスをします。自分が好きだと思う服と異性受けする婚活服は違いますので、アドバイスさせて頂くことで無駄な出費を抑えることができます。
また、「何がアピールになるかはこちらで判断しますから、趣味、好きなこと、結婚したらしたいこと・・・思いつくことはなんでも、小さなことでも教えてくださると助かります」とお願いすると、プロフィール作成に必要なアンケートにも詳細に答えてくれました。

実は、意外と本人が「こんなこと特技と言えるの?」と思っていることが、異性受けのするアピールになったりもします。ですから、まずは相談所の担当としっかりコミュニケーションを取ること、小さいことでも相談すること、それが良いプロフィールを作り上げる秘訣になります。

(2)申受は断らない

彼女は、入って来た申受については基本、余程条件が違う方でなければ、お会いするように心がけていました。アクア・マーストの熱血コース所属でしたので、お見合いは月10人まで無料です。お見合い料がかからないという部分も大きく、「ちょっと条件が違うけど…お会いしてみないとお人柄はわからないのだし、会ってみよう」と気軽に思えたようです。

たとえ条件が希望通りの方だとしても、フィーリングや価値観が合わなければ、結婚はできません。
誰であっても、一番の条件はフィーリングや価値観になります。ですが、この一番大事な条件だけは、実際にお会いしないとわからないのです。ですから、彼女は「プロフィールでわかる条件は一番大事なことじゃない。私と会いたいと思ってくださる方なら、まずは先入観なしにお会いしてみよう」という考えで婚活をしていました。入口(お見合い条件)をしぼりすぎず、お会いできる絶対数を増やすことで「フィーリングで選ぶ可能性」を拡げているのです。

女性からよく寄せられる相談に:
「お見合いではいい人がいない」「交際に入っても全然好きになれない」
というものがあります。ですが、毎日システムデータを見ている私からすると、条件のいい人は大勢いますし、むしろ、実生活では絶対に出会えないような層とお会いできるのですから、お見合いだからいい人と出会えない、というのは違うと思います。いい人と出会えないというのが「希望条件の人とお見合いが組めない」という意味でしたら、あなたのプロフィールを見直してみることをおススメしますし、「出会えるのは変な人ばかり」という意味でしたら、彼女のように思い切って「間口を広げる=お相手条件を緩和する」ことをおススメします。あなたにとっては、おそらく条件よりもフィーリングの方が大切なのです。手放せる条件は手放すことで、出会える人の幅が今よりずっと広がります。思いがけない条件の人が、意外とフィーリングはバッチリ合う、ということもありますので、試してみる価値はあります。

婚活が長引いてしまう理由

申受を断らないスタンスの彼女には、いつでも人の良いところを見ようとする美徳が備わっていました。ですが、それは同時に「交際終了できない」ことにもつながりました。
「ちょっと違うかな・・・」と思いながらも:
「でも、良いところもきっとあるよね・・・私のことを気に入ってくれているし、私がもう少し我慢すればいいのかな」
「あれ?と思う発言が多い人だけど・・・私が気にしすぎなのかも。誤解しているだけで、もっと彼のことを知れば好きになるかも」

そんなふうに、いつも前向きにとらえようと努力して、その結果、仮交際が長引いてしまいがちなところがありました。成婚が決まって、一緒に婚活の振り返りをした時も:

「なかなか自分では決断できなくて、市原さんが「もう終わりにしましょう」と言って交際終了を決めてくれたときは、とても気が楽になって良かったです」

とおっしゃっていました。自分でも「終わりにするべき」とわかっている、でも後悔したらどうしよう・・・そんなふうに思って、なかなか交際を終了する勇気がない・・・という女性、実はとても多いです。
この交際を終了して、また申込から婚活するのが憂鬱」
「また良い交際に入れる保証がないのに不安・・・

そんな心理が働くのだと思いますが、でも、価値観が合わないことに目を瞑って交際を続けても、結局は、お互いの時間を浪費する結果になります。良いこととは言えません。

相談所で婚活をするメリットは、第三者にいつでも相談できるということ。交際状況は、なるべく詳細に担当へ報告してください。きちんと情報を共有することで、冷静な第三者の意見がもらえます。本当は、自分でも答えが出ていること、それを第三者からずばっと言ってもらうことで決断できる、先に進める、ということもあります。

とことんやった!その経験が自信になる

入ってくるご縁ひとつひとつを大切にし、一人一人としっかり向き合う婚活をした結果、その経験が積み重なって、彼女の自信となっていったようです。「婚活したことなくて・・・何をどうしたらいいのか、全然わからないです」と言って、最初のうちは何でも相談して決めていた彼女も、経験を積むうちに段々と自分で決断できるようになっていきました。婚活を通して、無理せず着実に、人を見る眼を養っていきました。
成婚に至った彼とのご交際は、実は、そんなに多くのご相談をされていないのです。多くの成婚者さんがそうですが、交際がうまくいっているときは、みなさん、相談が少なくなります。相談することが何もないので、あっさりとしたデートの報告だけ、という場合が多いです。
彼女の場合も、うまくいってるようだな、と感じていた矢先、突然「私、決めました。彼と結婚します」とご報告がありました。最後は、きちんとご自分でお決めになり、ああ、これはもう大丈夫だな、と感じた瞬間でした。

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