30代男性海外駐在員さん、１歳年上の女性さんと成婚が決まりました。 婚活ちょうど１年でご卒業です♪
１年で約50件‼️‼️のお見合いをした彼と、婚活を振り返ってオンライントークをしました。
彼の話は、これから婚活を始める海外駐在員さん(海外在住者さん)、あるいは駐在員との結婚を目指す女性さんにも役立つヒントが満載でしたので、少しご紹介します。
「自分一人のために頑張るのはしんどい」それが婚活の動機
海外駐在/海外在住の男性はおおむね経済的に安定し、キャリアの展望も視界良好な方が多いです。公私ともに充実し、多忙。ゆえの独り身ですが、そんな彼らが結婚を考えるとき、それは「寂しさ」です。海外にいて、属するコミュニティはどうしても狭くなります。彼だけではなく、アクア・マーストに所属する海外駐在／海外在住男性に「婚活をはじめた理由」を聞いてみると：
- 職場で週末の予定を聞かれるが、毎回答えに窮してしまう
- 家で日本語が話したい、日本語でたわいない話がしたい
- ずっと海外で、この先も海外。このまま何もしなければ一人確定
- 自分のためだけに生きる人生でいいのか？疑問がある
- 周囲の既婚率に焦りを感じる
- たまに帰国しても遊んでくれる人がいなくなった
もちろん「家庭を持った兄弟姉妹を見て羨ましい」「子供がほしい」「老後一人は不安」などもあるのですが、海外駐在員/海外在住者さんの婚活動機は、圧倒的に「寂しさ」です。今回ご紹介する彼は、新卒時から海外事業一筋、今後も海外でのお仕事が続く予定でしたので、なおさらでした。
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「30歳過ぎて、出会いもないし知り合いからの紹介もなくなってきて。でも日本にいても30歳過ぎたらそんなものだと聞くし、海外ならなおさらですよね。行動しないといけないと思いました。
異動が多い仕事だからこそ家族がほしいんです。ずっと帯同してほしいとは言いません。海外生活が合わないなら、日本にいてくれてもいい。でも、家族だったら僕をまっててくれるわけで、そういう確かなものがほしくなったんだと思います。 仕事はやりがいあるし楽しいけど、やっぱりしんどいこともよくあります。
僕、普段はすごいポジティブなんですけど、究極に疲れると「なんでこんなに頑張ってるんだろう？いったい何のために？」思ってしまって。 自分一人のためにがんばるのがしんどくなってきたんでしょうね。生きてる甲斐として誰かの支えになりたいし、同時に支えてくれる人がほしいです」
ゆえに海外駐在／海外在住男性の、相手に求めるものは「人生を一緒に楽しんでくれる人」です。また、何処に赴任になっても、新しい環境でいちから人間関係を築けるコミュニケーション力、知らない土地にストレスなく馴染んでいけるおおらかさ、積極性が大事になります。
仕事が繁忙期は家庭をフォローできないこともありますし、また海外で緊張を強いられる仕事をしているため、家では寛いで楽しく過ごしたいと思っており、過度に依存しない、精神的に自立した女性を求めています。 学歴や語学力、キャリアなどは「あればいいけど、なくても大丈夫」と思っている男性が多いようです。
（※ただし、優秀な経歴の男性が多く「こだわりません」とおっしゃいますが、そもそもの彼らが求める「普通」の基準が高いケースもあります）
心掛けていたことは「直感を信じる、大事にする」
彼はお相手に求める条件はほとんどなく、「海外駐在に理解のある方でお願いします。新婚の間はついてきてほしいですが、たとえば子どもが授かったら単身赴任でもいいですし。赴任地にもよりますしね。馴染めなければ無理しないでほしいです。ただ、日本で僕を待っててくれるならそれでいいです。お互いが継続して結婚生活を維持していく意志が大事だと思います」
それだけを言っていました。その方針は婚活が終わるまで変わらなかったです。
ですから間口は広く、フィーリングの合う人を探す婚活でした。そうした婚活を振り返って、お会いした女性さんについて総括してもらいました：
「受け身の女性さん、やってもらって当然と思っている人、例えばですがデートの誘いを待つだけ、何処に行きたいか何も提案をしない人とは続かなかったです。結果として、僕がリードするぶんはかまわないんです。 デートの提案はしないけど、休みを合わせようと調整してくれてるとか、そういう歩み寄りが感じられたらじゅうぶんなんですけど。これだけしてもらったから返したい、という気持ちが僕にはあって、お相手からもそれが感じられたら「いい人だな、もっと何かしてあげたいな」てなる。お互いがそう思って交際すれば前に進むと思いますが。
心掛けていたことは、自分の直感を信じることです。「あれ？」と思う人は、やっぱり後でも「うーん」と思う言動があります。 あと、笑顔でいてくれる方はかなり好印象でした。 ただ、相手に興味がないと笑顔にはなれないかもしれないですね。相手が僕じゃなければ笑顔になれるのかもしれないから、逆に言うと、お互い自然と笑顔になれる方がフィーリングが合う方なのかもしれません。そういう意味でも最初の印象、直感は結構当たっていると思います」
彼はお相手に条件をつけない婚活をしていたので「どうして女性は選ぼうとするのかな？」と疑問に感じたようです。「会う前から選びすぎて、自分で選択肢を狭めてしまっている。 お見合いや交際中も、ジャッジされていると感じる場面がたくさんありました。
選ぼう選ぼうとすると、どんどん選択肢は減っていきますよね。 相手ばかり見る婚活はしんどいと思います。自分が持っているもの、持っていないものをまず確認した方がいい。 それは男性も女性もですけど。僕にも欠けているものはあります。 理想を言い出したらきりがないし、理想の人が自分と合う人とも思わない。釣り合いを考えた方がいい」
１年で5０人とお見合いした彼でしたが、運命の彼女とは出会って２か月足らずでご成婚となりました。 多忙な中でも、しっかり婚活と向き合い、全力でやったからこそ、素敵な彼女と出会えた時、確信を持って進めることができたのだと思います。
ご縁はタイミングです。 今、思うような婚活ができていない・・・と感じている方、いるかもしれません。ですが、すべてがいずれ来るご縁をしっかりつかむための「経験値」になっています。そう思って、今日のお見合い、今日の交際を大事に進めてください。
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