趣味でNGはもったいない!婚活で重視するべき視点とは?

婚活のノウハウ

婚活の趣味

プロフィールを見るとき、あなたは何を重視して選んでますか?
写真、年収、学歴・・・人によって条件はいろいろだと思います。
「見た目がタイプでないとつき合えない」「自分と同じくらいの学歴年収がある人がいい」
それは価値観に直結する部分なので、「わがままかな?」なんて思わず、正直な気持ちを大事にしてください。
(もちろん、あれもこれも条件をつけていては、お見合いが組めません。婚活はお見合いを組んでからがスタートです。検索の時点での絶対譲れない条件は1つ2つにしておきましょう)

ところで、婚活中の人のなかに「趣味が同じ人がいいです」という人が結構います。もちろん、趣味が同じ人のなかから結婚相手が見つかれば、それが理想でしょう。ですが、これを第1条件(必須条件)にあげて婚活をすることは、あまりおススメできません。

趣味で価値観は測れない

婚活で敬遠される趣味のひとつに「競馬」があります。
「競馬」と聞くと「ギャンブル好き」「お金の管理が甘い」「感情の起伏が激しそう」といった、マイナスな連想をしてしまうからだと思います。

卑近な例になりますが、私の知り合いの夫婦は、旦那さんの趣味が競馬です。しかし、よく話を聞いてみると、1レースで賭けるお金は100円。毎回収支はとんとんか、悪くても3,000円ほどの負けで帰ってくるそうです。
奥さん曰く「月に3度くらい出かけていくけど、金銭的には車やバイクが趣味の人より安上がりだと思う。予想データを見ながら、自分が賭けた馬が勝つかどうかだけが面白いみたい。他の賭け事には一切興味ないし、実際のところ、美しい馬が走っているのを見るのが楽しみみたい」
長年一緒に暮らしていても、奥さんは馬には全く興味がなく、旦那さんが競馬に行く日は、家で自由に過ごすそうです。

もちろん、のめり込んで賭けている「競馬が趣味の人」もいます。競輪や競艇、パチンコなどギャンブル全般が好きな人もいるでしょう。ですが、プロフィールの「趣味」欄だけでは、どの程度の趣味なのかはわかりません。ここで「絶対、無理」と判断してしまうのは、早計かなと思うのです。

逆に、異性受けの良い趣味であっても、うまく行かないケースがありました。
双方「音楽」が趣味で、お見合いの席では意気投合。しかし、その後交際が進むにつれて、お互い音楽の造詣が深いぶん、見解の相違からぶつかることも増えていったそうです。趣味の話をしていても楽しくない、話が平行線・・・という理由から交際終了になりました。

また、知り合いの別の夫婦ですが、夫婦の共通の趣味が「カメラ」。こちらもお互い知識が豊富なだけに、楽しく語り合える時もある一方で、一度ヒートアップすると言い争いにまで発展するそうです。「夫婦の趣味が同じって、楽しい時間が共有できるって良い面もあるけど、ときにすごく疲れる面もあるよ」とのこと。

趣味が同じ=価値観が同じ、ということには必ずしもならないのです。
旅行や食べ歩きといった気楽な趣味であればいいのですが、本気でやっている趣味であればあるほど、相違が目についてしまうものです。

「夫婦共通の趣味」は結婚してからでも遅くない!

夫婦で共通の趣味がある、微笑ましいですし羨ましいですよね。
もちろん、中には結婚前から同じ趣味だった(趣味の場で出会った)という夫婦もいます。一方で、結婚してからパートナーの影響を受けて同じものを好きになった、という夫婦も多いのです。
「なんとなく一緒に見てるうちに海外ドラマにハマった」「旅行なんて興味なかったけど、今は毎年計画を立てるのが楽しみ」「やったことなかったけど、教えてもらってテニスを始めた」
結婚は生活ですから、一緒にいるうちに自然とお互い影響を与え合うものです。

結論は:
共通の趣味があるのはいい。でも、共通の趣味がなくてもいい。

結婚後、もしかしたら同じ趣味になるかもしれない。それはそれで素敵なことです。
でも、興味が持てないまま、それぞれがそれぞれの趣味の時間を楽しむ。それもまた素敵なことです。
そのために、大事なことは「自分の趣味を許容してもらえるか?」「相手の趣味が許容できるものか?」この点だけだと思います。

興味を持つこと、理解すること、許容すること

「素敵な人から申込が入った!でも趣味が車なの?お金かかりそう…」
「この人いいな…申込しようかな?でも趣味が全然違う…アウトドアかあ。興味ないなあ」

ここで足踏みするのは、もったいないです!
プロフィールからわかることなんて、ほとんどありません。勝手に想像して「こうだったらどうしよう…」と会わない理由を探すのではなく「ちょっと気になるな。会った時聞いてみよう」という姿勢で臨んでください。
まずは、会ってみる!会わずにあれこれ想像しているうちは、まだ婚活のスタートラインにも立てていない状態です。

そして、お会いしたら、興味を持って聞いてみましょう
「趣味が釣りって、どのへんに釣りに行くんですか?」「私、全然釣りのこと知らないんですけど、月に何回くらい行くんですか?」「誰かと一緒に行くんですか?一人ですか?」「いつからやってるんですか?」
好きなことを聞かれているのですから、お相手はきっと積極的にいろいろお話してくれます。その中から、趣味に対する金銭感覚、人生での重要度、結婚後どうするつもりかなど、自然と見えてきますよ。趣味が何か?ということよりも、結婚後趣味にどのくらいウエイトを置くつもりか?の方が、本質的に大事だと思いませんか?そして、それは実際にお会いしてお話してみないと、絶対にわからない部分だと思います。

自分のプロフィールも見直してみよう!誤解を招く表現は避けて

最後に、自分のプロフィールも一度見直ししてみましょう。
例えば、女性の趣味で「海外旅行、ヨガ、ピラティス、アロマセラピー」など書いている人が多くいます。
もちろん、どれも素敵な趣味です。ですが、異性受けの観点から言うと、どれもイマイチです。
「ライフワークとしてやっています」「資格取得を目指しています」というくらい本気なら、もちろん書いてください。でも「たまにやってます」「他に書くことないので」という程度なら、もっと別の、異性受けする趣味を書くべきです。このプロフィールは婚活するためのプロフィールです。独身でお金も時間も自由に使える今だからやっている趣味をここで書くのは、戦略ミスと言わざるを得ません。

この限られたプロフィールで判断されるわけですから、趣味に限らず、何を書くにしろ「読んだ人はどう思うか?」「どんな印象を与えるか?」という視点を忘れないでください。

プロフィールは、婚活の活動とともに、少しずつ変わってきてよいものです。アクア・マーストでは、常に、会員さんと、プロフィールを定期的に見直しています。

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