一進一退のコロナの状況に、婚活が振り回されている…そう感じている人も多いと思います。
会社からも不要不急の外出は控えるよう通達のある人もいるでしょう。そんな中で、お見合いや交際デートをしていて、何かあったら・・・？つい考えてしまいますよね。
でも、仕方のない状況とはいえ、コロナが収束するのを待っていては、時間ばかりが過ぎてしまいます。
今日は、この難しい状況下で、みなさんがどんなふうに婚活を進めているのか？
どんな考え方で婚活をすればいいのか？ご紹介したいと思います。
コロナに対する考え方が違う…どこまで我慢する？
コロナに対する考え方は人それぞれですので、どちらが正解と言うのがない問題です。正解がない、という前提を忘れずに、お相手の意見は否定せず、自分の意見もはっきり伝えていきましょう。
（１）先方が慎重な場合：基本は、慎重な姿勢の方に合わせるべきだと思います。お相手が自分より慎重なら、できるだけお相手に合わせてあげましょう。
（２）自分が慎重な場合：はやめに自分のスタンスを伝えましょう。ただし、言い方には配慮してください。何事もそうですが、お相手と意見が合わない時、伝える内容よりも言い方にモヤっとされることが多いのです。言い方一つ、伝え方一つで、結果は全然違ってきます。
例えば：
「こんな状況なので会えません」ではなくて「私、とても心配性なので」「仕事がら慎重で」「家に老人がいるので心配で」と、対面で会えない理由をまずお伝えしましょう。
もう一つ大事なことは、そのとき会いたい気持ちがあることははっきり伝えることです。
そのうえで「いつになったら会えるのか？」「どういう状況になったら会えるのか？」基準（まん延防止等重点措置解除など）を示してあげると良いと思います。
同時に、代案（LINEのテレビ電話やZoomなどオンラインデート、公園や動物園など屋外での散策デートなど）を積極的に出すのがベストです。Zoomで、となったら、あなたのほうがZoomの部屋を用意してあげるなど、交際に前向きであることを言葉でも態度でも示すことで、お相手も安心してあなたを待ってくださる気持ちになるでしょう。
そこまでしても、どうしても折り合えないことがあるかもしれません。
結局、コロナに対する考え方も、価値観の一つですので、一生懸命努力しても折り合えなかった・・・その場合は、「価値観が違う人」と思って、割り切るのもいいと思います。我慢は不要です。
具体的な対面デートプラン
もちろん、お互い「対面で会いましょう」ということになれば、楽しくデートをして頂いてかまいません。
その場合、まずはランチや外食ではなく、短時間でのお茶をお勧めしています。
お茶であれば、ほぼマスクをしたままお話できますし、密ではないお店を選べば、そこまで神経質になる必要はないと思います。
天気がよければ、広めの公園や動物園など、屋外デートを楽しむのもいいですね。
また、ドライブデートなら、テイクアウトして車内で食事をする、というのも最近人気のようです。
毎回必ず対面で、とこだわらず、間にオンラインデートも挟みながら、上手にコミュニケーションを取っていきましょう。オンラインにはオンラインのメリットもあります：
- マスクが必要ないので、お互いの顔を見てお話しできる
- 平日夜でも、気軽にデートができる
- お金も時間も節約できる
- コロナを気にせず頻繁に会える
- 短時間なので、疲れない
大事なことは、2人で良く話し合うことです。どちらかが我慢している状況では、交際は順調に進みません。モヤっとしたら、あるいは、お相手が不満に思っていると感じたら、早めによく話し合ってください。「そんなの常識でしょ」とは思わず、常識は人の数だけあるとおおらかに考えて、自分の意見ははっきり伝える、お相手の意見もしっかり聞く、そこからしか、良い関係は築いていけません。そういう話し合いができる人か？違う意見が聴ける人か？見極めるチャンスだと思いましょう。
もしも、「こんなことを言われたけど、気にする私が細かいの？」「私のわがままなのかな？」そんなふうに不安になることがあったら、まずは相談所の担当に相談しましょう。第三者の意見は、公平で公正なものですし、人に話をすることで、気持ちの整理もつきます。
コロナに関することで、お相手に気を遣うあまり、つい我慢してしまう・・・優しい人ほど、ついやってしまいがちですが、けして我慢はしないでください。お仕事や家庭環境も人それぞれ。あなたの状況を理解してくださる方と交際しましょう。
これはダメ！マスクにまつわるNGエピソード
お見合いやデートで、マスクの取り扱い方の相談が増えています。「え、そんなことで・・・？」と思うかもしれませんが、マスクは清潔感、衛生観念、コロナに対する考え方が如実に表れる部分ですので、おろそかにはできません。
- マスクが毛羽立っていた
- 何度も洗濯を繰り返した使い古しのマスクだった
- テーブルの上に外したマスクを直置きしていた
- 正しく装着していない（マスクから鼻が出ている）
- 声がくぐもって聞こえにくい
- 話すときマスクを外す
- パーテーションがあるからとマスクを外す
よくあるNG理由です。
お見合いやデートでは、よほどお洒落な布マスク以外は、使い捨てマスク一択でお願いします。使い捨てマスクは使いまわさないでください。使い捨てですのですぐ毛羽立ちますし、毛羽立ちはとても目立ちます。必ず新しいものを使ってください。
デートでお食事をする場合、マスクケースをわざわざ用意する必要はありませんが（もちろん普段使いしているマスクケースがあるなら、ぜひ使ってください）、外したマスクはハンカチに挟んでポケットや鞄の中にしまいましょう。テーブルにじかに置かれると、あまり気分のいいものではありません。お茶の場合は、ドリンクを飲むときだけマスクを外し、お話する時はマスク装着でお願いします。お見合いのお茶でしたら、それはもう席料だと割り切ってください。
マスクやパーテーションのせいで、「声が聞き取りにくかった」「何を話してるのか聴くのに一所懸命で疲れてしまった」という相談も多いです。声がくぐもってしまう、ということを意識して、ゆっくりはっきり話すように心がけましょう。また、パーテーションがあっても、マスクは絶対に外さないでください。
たかがマスク、されどマスクです。大げさではなく、これだけでお見合いNG／交際終了になり得ます・・・。もったいないことだと感じています。
もちろん、神経質になりすぎる必要はありませんが、基本的なマスクマナーには気をつけて、ぜひ楽しいお見合い／デートをして頂きたいと思います。
