コロナ禍での駐在員婚活!2年の交際を経て結婚へ!

成婚ものがたり

アラフォー海外駐在男性、ご成婚です。入会直後にコロナ禍となり、まさに「こんなはずじゃなかった」続きの婚活でしたが、あきらめず誠実に前進した末の婚活卒業です。

コロナ禍における駐在員婚活の現実

海外駐在員にとって、日本と海外の行き来を難しくしてしまったコロナ禍は、もちろん大きな痛手ではあります。ですが、その一方で、オンライン婚活を急速に広めたという意味で婚活チャンスも広がりました。
コロナ以前は、海外駐在員が婚活をする場合、お見合いのために一時帰国をするのが基本でした。Skypeお見合いも存在しましたが、主流はやはり対面お見合いだったので、まず一時帰国の日程を決めて、それに合わせてお見合いを組んでいく――というのが一般的な流れでした。一時帰国中のお見合いはなるべく多く組みますが、実際に会ってみないとわからないことも多いですよね。残念ながら全て交際不成立で、収穫なく現地に戻る・・・ということもあり得たのがコロナ以前の婚活でした。

しかし、コロナが世界を襲い、婚活の現場も様変わりしました。人との交流が制限されるなか「自然な出会いを待っていたら永遠に結婚できない」という危機感で婚活をスタートする人は増えています。そして国内のお見合いであっても、今は対面だけではなく、Zoomを使ったオンラインお見合いが選択肢として選べるようになっています。これは海外駐在員婚活にとって大きな追い風となりました。

最近の海外駐在員は皆さん、まずはオンラインでお見合いをしています。一時帰国日程が決まっていなくても構いません。オンラインでお会いして、双方OKならオンラインで交際に入ります。オンラインお見合い/オンライン交際に対する抵抗感は、国内であっても今やほとんどなくなっています。オンラインで交際を育んで、フィーリングの合う人を絞り込んでいく。仮交際の間は新規のお見合いもOKですので、一時帰国前にある程度の人数の人と、お見合い&仮交際をしてみてください。
そこまでオンラインで進めておけば、一時帰国の機会は「真剣交際に入れるか?」という視点で臨むことができます。コロナ禍以前よりも、ずっと効率よく一時帰国機会が使えるようになっています。

2年間オンラインのみで交際!アクア・マーストは個別の事情に対応

彼の場合、基本スペックがとても高く、またスマートで誠実な人柄がお写真にも表れていたので、システムに登録するや多数のお申込みが入ってきました。海外駐在員は婚活市場で本当によくモテます。優秀な方が多いからだと思いますし、また海外志向の女性も今は増えているからでしょう。ただ、彼の場合、好みのタイプがはっきりしていて、入って来たお申込みも厳選した上で受けていました。そしてお見合いをしても、なかなかOK返事を出さない方でした。

そんな彼がOKを出した彼女なので、私たちはこの交際を大切にお見守りしたいな、と思ってサポートさせて頂きました。しかし、コロナ禍の状況はなかなかよくならず、彼が一時帰国することも、彼女が現地に行くことも、難しい状況が続きました。二人の心は早い時点で決まっていて、オンライン交際のみで真剣交際に入っていましたし、会えない状況の中でも成婚退会しようかという話も二人の間で出ていたようです。婚活では「お見合いから成婚退会まで6ヶ月」と言いう原則ルールがあり、そのことを気にしてもいたようでした。

ですが、やっぱり「一度も会わないまま成婚退会はさせられない」というのがアクア・マースト内の認識でした。ご縁あってサポートさせて頂いているのですから、もう絶対にだいじょうぶ!という段階にくるまでは、私たちも心から「おめでとうございます」が言えないと思うのです。それはやはり良くないことです。
成婚まで6ヶ月、その原則は原則です。でも、絶対ではありません。ここは個別の事情に沿って進めていくべきだと思い、この点をお相手の相談所にもお願いして、時機が来るまで一緒に見守りましょう、と話し合いました。
その結果、お2人がお会いするまでに2年の時間が必要となりました。二人とも、本当によく我慢して、コロナに負けず交際を育まれたと思います。それだけフィーリングの合う二人だったということだと思いますし、ご縁のある方は強いなあ、としみじみ感じたカップルでした。ようやくお会いできた二人から、仲良く寄り添うツーショット写真が送られてきて、私たちスタッフも感無量でした。しあわせなカップルのお写真って、本当に人を笑顔にさせる力がありますよね。この仕事の醍醐味だと思っています。

コロナもワクチンが普及し、アクア・マースト所属の海外駐在会員も徐々に一時帰国ができる世の中になってきました。この先、また状況は変わるかもしれません。ですが、その時その時で、またその人その人の事情に即して、アクア・マーストでは臨機応変に対応していきます。

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